どう見ても差し歯だと分かる不自然な白い歯を治したい
10年前に歯科医院で審美歯科を受けました。その頃は出っ歯だった歯が折れてしまい、他の歯並びもよくなかったので親に頼み込んで上下共6本メタルボンドに変わりました。
その頃は前歯も引っ込み歯並びもキレイになったと満足していましたが、今大人になって思い返してみると後悔しています。シミュレーションもほとんどなく、ほぼ一発で装着されてしまい、不自然な白い歯にどう見ても差し歯だと分かるのが大人になった現在、逆に今の差し歯がコンプレックスで変えたいと思っています。
真っ白い歯じゃなくていいので自分の本来の歯と近い色(少し黄ばんだぐらい)で前歯のブリッジの形もリッジラップ型じゃなくオベイトポンティックという方法(ネットで調べました)等でいかにもじゃなくて自分の本来の歯とわからないような作りを望んでいます。
前歯の見た目を気にされているのですね。前歯の差し歯に使用する白色には様々なニュアンスがありますので、実際に色見本を合わせた上でご自身の歯に近い色、もしくはご希望の色を選んでいただくことができます。また、かつて治療を受けたものの形や色が合わなかった場合は、差し歯をしっかりと着けてしまわず仮止めの状態でしばらく使用する「仮着」をお勧めします。その後数週間が経過しても問題がなければ、強い接着剤でしっかりと着けることになります。
色見本を合わせながら選定していくことで、不自然な真っ白い歯は避けられるはずです。但し、人間の歯は複雑な構造をしているため、どうしても色合いや透明感に微妙な差が出てしまい、思い通りにならないケースもあります。
ブリッジの形については、歯茎の状態や清掃のしやすさも考慮する必要があります。また歯茎の形は年齢と共にだんだん変わっていく場合があり、現状に合わせて作っても数年経つとすき間ができる可能性はあります。従って、まずはお口の状態を確認した上でどんな形にするかを相談するとよいでしょう。
前歯の見た目はお顔全体の印象にも影響するため、よく相談しながら納得できる色や形を選びましょう。また、診療室の強い光の下にいるときと自然光の中とでは、違った印象になる場合もあります。ぜひ仮着の状態でお試しされることをお勧めします。
|