金属床義歯
義歯の床材料は、保険診療ではレジン(樹脂)が用いられますが、変形しやすいことから強度を求めると分厚くなり、異物感が強くなってしまいます。その点、保険外ではあるものの金属は強度があるためその欠点を補うことができ、異物感が緩和されます。また、噛む力がかかっても変形することがほとんどないため、傷ついたりいたんだりしにくくなります。
チタン床義歯
義歯の床用金属としてはチタンが最も優れた性質を有しています。
- チタンは細胞毒性がないため、安全です。
- チタンは軽いため、違和感が少ないです。
- 適度に熱が伝わるため、食べ物の味を損ないません。
- 極めて錆びにくく体内に溶け出さないため、アレルギーの心配がありません。
磁性アタッチメント
残存しているご自身の歯に磁石と相性のいい磁性金属(キーパー)、また義歯側には超小型歯科用磁石を取り付けることにより、ガタツキのないぴったりとフィットした義歯の実現が可能になりました。なお構造上、歯根が残っていない方にはこの方法は採用できません。
マグフィットEX
- 吸引力:600/400gf 右の写真の上にあるのが超小型歯科用磁石で、
- サイズ:2.8/2.4mm 下にあるのが磁性金属(キーパー)です。
- 高径:1.8/1.5mm 製造元 愛知製鋼株式会社
- >> マグフィットの詳細はこちらをクリック
| 治療費 | 金属床義歯(1個) | 495,000円 | ||
| チタン床義歯(1個) | 605,000円 | |||
| 磁性アタッチメント(1本) | 110,000円 | |||
コスモスシステム
従来の義歯では、正確な型を作って材料である樹脂を流し入れても、固まるまでの間に収縮して合わなくなり、何度も調整する必要がありました。そこで、この弱点を克服したのがコスモスシステムです。この方法では樹脂を流し込む石膏型の粘膜面(義歯の裏側の歯肉に接触する部分)の温度が全体に98度に温められているため、注入時に粘膜面一面が同時に固まり始めます。つまり、直接歯肉に当たる義歯の粘膜面を先に固まらせる方法により、収縮時に生じる誤差をなくすのです。また、他の部分は後から収縮分を補填できるように、もう少し低温(約55度)に設定されています。
| 義歯を支えている歯 | |||||||
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このように、コスモスシステムによって精密に作られた義歯には、以下のような数々のメリットがあります。
- 歯茎にピッタリとフィットするため他の歯に引っかけて固定する必要がなく、金属のバネ(クラスプ) のないすっきりとした義歯が出来上がります。
- 唾液の量により吸着に差が生じるため、通常の「ピッタリフィット」型の他に、唾液の少ない方のたに 「ソフトフィット」型が用意されています。
- 根元側の歯が細くなっている部分に入り込まないように作られるため、残存する歯への負担が少なく済みます。そのため、歯周病によってグラグラしている歯でも負担をかけずに支えることができます。
コスモスシステムの治療の流れ
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