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インプラント義歯

IMPLANT DENTURE

  1. 義歯が噛む力を支える仕組み
  2. インプラント・オーバーデンチャー
  3. 通常の義歯とインプラント・オーバーデンチャーの比較
  4. 通常のインプラントとインプラント・オーバーデンチャーの比較
  5. ボーンアカードブリッジからインプラント・オーバーデンチャーへ

義歯が噛む力を支える仕組み

義歯(入れ歯)は歯が抜けおちた後、歯肉(歯槽粘膜)で噛む力(咬合力)を支える構造です。部分入れ歯(部分床義歯)の場合は、歯のない部分(欠損部)の近くに残存する歯に金具(クラスプ)を掛け、義歯が動かないようにします。クラスプを掛ける歯を「鉤歯」といい、鉤歯にも義歯からの咬合力が伝わることにより、歯槽粘膜への負担を軽減します。総入れ歯の場合は、咬合力の全てが歯槽粘膜に加わることになります。

義歯の咬合力が歯槽粘膜に加わると粘膜が圧迫されて義歯が沈み込むため、咬合力が強い場合は粘膜に痛みを覚えます。従って、義歯の使用者は噛む際に力加減をすることにより、無理な咬合力が歯槽粘膜に加わることを防止しています。この加減を間違うと、歯槽粘膜が傷ついて褥瘡性潰瘍が生じてしまいます。

義歯が前後左右に移動したり回転したりすると、粘膜が傷ついて褥瘡性潰瘍ができます。部分床義歯の場合は、複数の歯にクラスプを掛けて義歯が動かないよう対処できますが、総義歯の場合は不可能なので義歯の歯(人工歯)の並び(排列)を整えたり、義歯の形を工夫したりします。

インプラント・オーバーデンチャー

義歯の咬合力による沈下や、移動・回転の防止策として優れた方法があります。それは義歯を支えるインプラントを入れることです。インプラントの支えの上に義歯を作ると、義歯の沈下を防ぐことができます。義歯とインプラントがしっかりと嵌合することで、義歯の移動や回転も防止できます。このように義歯の支え、土台としてのインプラントの上に作る義歯を「インプラント・オーバーデンチャー」といいます。

インプラント・オーバーデンチャーには、総義歯と部分床義歯があります。総義歯の場合は2本か4本のインプラントを用いて義歯を支え、左右の4番と7番の位置にインプラントを埋入するのが理想的です。総義歯を使っているということは、長期間歯がない(無歯顎)の状態が続いているため、顎の骨が徐々に痩せてきています。そのため、臼歯部の骨にインプラントを入れたくても、痩せ細っていて入れられないことが多々あります。その場合は前歯部に2本か4本、特に上顎の場合は4本のインプラントが望ましいといえます。後方に歯が残っていない遊離端部分床義歯の場合には、前方の鉤歯の後ろにインプラントを使う場合(近心埋入)と、最後方にインプラントを使う場合(遠心埋入)、両方に使う場合があります。

インプラント・オーバーデンチャーとそれを支えるインプラントをつなぐ方式は複数ありますが、最も強固につながって義歯の移動・回転や浮き上がりを防ぐのが、ドルダーバーアタッチメントです。ドルダーバーは2本、もしくは4本のインプラントを金属の棒でつないだものです。義歯の内面にクリップを取り付け、ドルダーバーをクリップでつかむようにすると、義歯が適度な沈下以外の動きを見せなくなります。磁性アタッチメント、ボールアタッチメント、ロケーターアタッチメントを用いる場合もあります。

通常の義歯とインプラント・オーバーデンチャーの比較

通常の義歯を問題なく使える場合は、インプラント・オーバーデンチャーに換える必要はありません。通常の義歯では「噛むと痛い」「しっかりと噛めない」「義歯ががたつく」「クラスプが目立つ」というような場合にこそ、インプラント・オーバーデンチャーが救世主となるのです。

インプラント・オーバーデンチャーは義歯の沈下をしっかりと抑えるため、沈下により歯槽粘膜が傷ついたり痛んだりすることがなくなり、力強く噛むことが可能になります。今までより短い時間で十分に噛みこなせるようになり、栄養状態が改善します。義歯が外れたり動いたりすることもなく、義歯の裏面に食べものが入り込むことも少なくなります。

通常のインプラントとインプラント・オーバーデンチャーの比較

インプラントを埋入し、その上にクラウンやブリッジを作成して装着すると元の歯に似た形が再現できるため、取り外しする必要がなくなります。このような通常のインプラント治療ではなく、インプラント・オーバーデンチャーを選択する理由を以下に挙げましょう。

  1. 治療費が安くなる

    インプラント治療には高額な治療費が必要です。歯の欠損が広範囲に及ぶと多数のインプラントを埋入し、その上にブリッジ(ボーンアカードブリッジ)を装着することになるため、相当高額になってしまいます。その点、インプラント・オーバーデンチャーでは総義歯でも2本か4本のインプラントを埋入するだけで済むため、比較的安価で治療が可能です。

  2. 骨が痩せて低くなっている場合は見た目がよい

    歯がなくなると骨は徐々に痩せていき、横幅は狭く、高さは低くなって全体的に歯が生えていた部分(顎堤)の骨が小さくなっていきます。この現象を「顎堤吸収」といいます。顎堤吸収が進んでいる場合にボーンアカードブリッジを入れると、歯と歯肉(歯槽粘膜)との間に隙間ができてしまい、見た目が悪く、空気が通るために発音にも問題が生じます。笑うと上顎前歯の歯肉がよく見える「ガミースマイル」だった場合には、特にこの隙間が目立ちます。顎堤がやせていると唇や頬も落ち窪んで老けた印象を与えてしまいますが、インプラント・オーバーデンチャーであれば唇や頬を内側から膨らませるため、唇のしわや頬がこけた感じもなくなります。

  3. 上下の顎堤の位置関係に問題がある場合

    上顎の歯は多数残っているのに下顎は無歯顎となっている、下顎の歯は多数残っているのに上顎は無歯顎となっている、といった場合は上下の顎堤の位置が本来より大きく変化している場合が少なくありません。このような場合、ボーンアカードブリッジを入れても上下の歯が離れてしまい、噛み合わなくなってしまいます。歯がある頃から上顎前突や下顎前突などの骨格異常があった場合も同様の問題が生じますが、インプラント・オーバーデンチャーであれば上下の歯を噛み合わせることが可能です。

  4. 長年にわたる義歯使用者には使いやすい

    ボーンアカードブリッジと比較すると、インプラント・オーバーデンチャーの支えとなるインプラントは構造が単純で数も少ないため、歯磨きが簡単です。さらに、インプラント・オーバーデンチャーは外して洗えるので、お手入れも楽です。介護が必要な時期になると、清掃に負担がかからないという利点は、さらに価値が高くなるでしょう。

ボーンアカードブリッジからインプラント・オーバーデンチャーへ

我が国は超高齢社会を迎えています。2007年生まれの人は、50%の確率で107歳まで生きると予測されています。このような時代だからこそ、手が不自由になったり介護が必要になったとき、歯やインプラントのお手入れが簡単に続けられる製品が求められているのです。

ボーンアカードブリッジは取り外しが不要で、自分の歯のように噛めるという利点がありますが、歯磨きを念入りにする必要があります。年を重ねて手が不自由となり、歯が磨きにくくなると、どうしても扱いが難しくなりがちです。そこで思い切ってボーンアカードブリッジを取り外し、インプラントにアタッチメントを装着して、インプラント・オーバーデンチャーに変更すると、お手入れの問題が容易に解決できるのです。

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