口を動かすとのどの奥が痛みます
あくびで大きな口を開けたり食べ物を飲み込むとき、のどの奥やアゴのあたりが強烈に痛みます。
「舌咽神経痛」の疑いがあります。舌咽神経痛は、舌の後方や咽頭部の神経に生じる発作性の神経痛で、痛みの性質や強度は基本的に三叉神経痛と同じです。口を大きく開けると痛むことから顎関節症と間違われやすく、注意を要する病気です。
風邪を引くと歯や顔面も痛みます
風邪を引くと、頭痛だけでなく歯や顔面もうずくように痛みます。
「急性副鼻腔炎」の疑いがあります。急性副鼻腔炎は、かぜなどによって鼻・副鼻腔粘膜が様々な細菌に感染して炎症を起こしたもので、頭痛や顔面痛(顔面の上半分)、上アゴの歯痛などがよく見られる病気です。
顔だけでなく肩や首、腕や胸も痛むのですが。
「心筋梗塞」の疑いがあります。早期に専門医を受診しましょう。
上の奥歯が1時間ほどのた打ちまわるほど痛くなりなす
上の奥歯がのた打ちまわるほど痛くなり、1時間くらい痛みが続くことがあります。普段はなんともないのに、お酒を飲むと発作のように激痛におそわれます。特に、夜中に痛むことが多いのですが。
「群発頭痛」の疑いがあります。群発頭痛は、まるで群発地震のようにある時期に集中して激しい頭痛が生じる病気で、男性に多く発症し、アルコールに誘発されやすいという特徴があります。認知度の低い病気なので、専門医のいる脳神経外科あるいはペインクリニックを受診しましょう。
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