口腔外科・口腔内科 情報センター > 口腔粘膜疾患 > 口腔粘膜炎3

口腔粘膜炎

ORAL MUCOSITIS

口腔粘膜炎3

口腔粘膜炎の治療                    ORAL MUCOSITIS

発症の予防

口腔粘膜炎はフリーラジカル(活性酸素)の発生がきっかけとなって引き起こされます。予防策としてSOD酵素、ポリフェノール、水素水、白金コロイドなどがありますが、実際に発症を防ぐのは容易ではありません。

炎症の抑制

炎症性サイトカインが放出されると口腔粘膜炎が進行しますが、抗炎症剤(消炎鎮痛剤)が炎症を抑制します。

.細菌感染の防止

虫歯がある場合には、ガン治療の前に治療か抜歯を行います。また、歯みがきとうがいを入念に行うことにより、潰瘍面の細菌感染を防ぎます。真菌感染によるカンジダ症に対しては抗真菌剤、ヘルペスウイルスの感染によるヘルペス性口内炎に対しては抗ヘルペスウイルス薬を用います。

口腔粘膜の保湿                

保湿作用があるマウスリンスや生理食塩水でうがいをします。EBMC保湿作用のあるジェルも効果的です。

痛みの緩和

痛みに対しては鎮痛剤であるアセトアミノフェンや非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)を用います。痛みが強い場合には麻薬系鎮痛剤を用いる場合もあります。

口腔粘膜炎に対しては半夏瀉心湯が用いられ、効果を上げています。

MENU

↑このページのトップへ戻る

<< 口腔粘膜疾患へ戻る

<< 口腔外科・口腔内科 情報センター トップページへ戻る