歯科医療に全力を尽くす人生を2
今では必要な設備を揃えて万全の診療体制を整え、最新の研究と勉強を重ねる日々です。受験勉強と長きにわたる研究によって培われた能力が必要とされるだけでなく、それを存分に発揮することができていると思います。そして望ましい結果が出た場合には、感謝と同時に満足感を得ることができます。つまり、患者様と私たち医療側の双方が深奥から満たされることによって、一体となれるのです。この素晴らしさは言葉になりません。
フル回転させた頭とそれに伴う手の動きを駆使した仕事をしていると、心身両面のバランスが上手くとれるようで、健康面で悩まされることは全くありません。開業医として何者にも束縛されず、患者様の求めに全力で応えることができるのは、非常に恵まれた境遇であると思います。一人の人間として自らが希望する職業に就き、目標に向かって精一杯努力を続けていけることは一生の財産です。母校・同志社で養われた自由と他利の精神の下で、仲間とともに大志を抱き受験勉強に励んだ高3のあの1年、そして地道に継続してきた勉学と研究の日々を今述懐するとき、自らのおかれた境遇に対する感謝の念が絶えません。「自分は恵まれている」「使命があって生かされているのだ」という喜びを診療行為を通じて多くの患者様に伝え、分かち合っていくことこそが末長く診療生活を支えてくれると確信しています。
それはさておき、私が歯科医師を志した理由のひとつは歯医者過剰状態の中で自然消滅しました。しかしながら、他の志望動機についての想いは開業医となった今も深まるばかりです。すなわち、歯科医師は他者の悩みに寄り添い、解決の手助けをする素晴らしい仕事であると実感しています。患者様から「お陰様で」「~がなくなりました」「心おきなく食事がとれるようになりました」「ありがとうございました」といっていただくその言葉が私の励みとなり、力となって新たな治療に取組んでいく勇気が湧き起こるのです。
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