口腔外科・口腔内科 情報センター > 漢方治療 > 漢方薬 > 補中益気湯
漢方薬 |
ORIENTAL MEDICINE |
補中益気湯
脾胃気虚に用いる漢方薬の代表的な滋養強壮剤で、「医王湯」という別名もあります。構成生薬は黄耆、大棗、人参、当帰、柴胡、陳皮、甘草、升麻、乾姜、蒼求の十剤です。人参と黄耆が入った方剤群を人耆剤といい、気力と体力を補う効果があります。
当帰は補血作用があり、疲労や夜盲(栄養不足で夜に目がみえにくい)に対する効果があります。補中益気湯の特徴は升麻にあり、その上昇作用で胃下垂や脱肛を改善します。升麻は痔疾の代表的な方剤である乙字湯にも含まれています。
MENU
- 口腔疾患の漢方治療
- 漢方医学とは?
- 漢方薬の服用方法
- 漢方薬の理論
- 診断・治療
- 漢方薬
- 生薬
- 漢方薬を使う病気
- 病気・病態
- 第31回日本歯科東洋医学会学術大会 発表内容
- 漢方治療 患者様の声2
- 漢方治療 患者様の声1