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健康情報誌「ばらんす」で当院長が感染症予防に口の中の細菌を減らそう「冬こそ口腔ケアを」の記事について監修・指導をしました
予防健康出版社「ばらんす」2013年冬号で、特集のインタビューを受けました。
「
◆感染症予防に 口の中の細菌を減らそう 冬こそ口腔ケアを (抜粋)
口の中の菌がウィルスを活性化させる
- 風邪やインフルエンザなどのウイルスが体内に侵入することを気道粘膜が防いでいます。口の中の細菌がプロテアーゼという酵素を出して気道粘膜のたんぱく質を破壊し、その結果ウイルスが侵入しやすくなります。口の中を清潔に保つことで感染症を予防しましょう。
唾液が少ないと細菌繁殖しやすい
- 唾液には抗菌成分が含まれているので、口の中の乾燥にも気をつけましょう。唾液が汚れていると細菌やウイルスへの抑制効果がなくなるので、歯みがきはきちんとしなければなりません。
口の中の細菌はおよそ700種。日和見菌に注意
- 普段はおとなしい日和見菌も高齢者や要介護者では、感染症の原因となります。口の中の主な日和見菌はカンジダ菌、肺炎桿菌、黄色ブドウ球菌、セラチア菌、カタル球菌、インフルエンザ菌です。
女性の生理前は要注意
- たんぱく質の壁を壊すプロテアーゼが増えるので、生理前は感染症にかかりやすい状態になっています。
歯みがきの基本
- 1.ブラッシングの仕方
歯ブラシの側面ではなく、毛先を使います。
- 2.タンクリーナーで舌苔除去
舌は細菌の温床になりやすい場所なのでタンクリーナーで舌苔を除去しましょう。
プラスワンアイテム
- ●歯間ブラシ
歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯垢は取りきれません。歯間ブラシを使って除去しましょう。
- ●歯茎マッサージブラシ
ソフトなシリコンゴム製のものは歯茎にやさしく、高いマッサージ効果があります。
- ●デンタルピック(三角ようじ)
歯と歯の間の歯垢は歯間部の形に合わせた三角ようじを使えばきれいに取れます。」
季刊誌“ばらんす”
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