「日本経済新聞」で噛みしめ呑気症候群に関してコメントしました
当院長が噛みしめ呑気症候群に関して取材を受け、2016年6月12日付「日本経済新聞」でそのコメントが掲載されました。噛みしめ呑気症候群とはゲップやおなら、胃の不快感を主症状とする病気で、噛みしめにより唾液嚥下時に一緒に空気を飲み込んでしまう病気です。
記事抜粋
(前文 省略)
これまで50人以上の患者を治療してきたひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口均也院長は「医療関係者の間でも認知度が低い」と指摘する。本来は心療内科と歯科の連携が望ましいが、ほとんど実現していない。同クリニックには患者がホームページの情報を見て訪れるケースが多いという。
(中略)
大阪市に住む28歳の男性は大学受験を控えた高校生の時に急にゲップが増えた。数年間放置していたが、就職後に心療内科を受診し、胃腸薬などを飲んだが効果はなかった。症状を自覚して10年後の今年5月から、ネットの情報を頼りにひぐち歯科クリニックにかかって治療を始めたところ、数日でゲップの量が減った。「ゲップが多くて困るのを歯科で治療するとは思わなかった」と驚く。
樋口院長は「病気を知っている医師なら適切な治療や歯科への紹介ができる。医療関係者の間で認知度を高めるのが課題だ」と話している。
|