モンゴル伝統医療体験
宮西 琴名
モンゴル伝統医療体験ツアーに行きました。1人現地のガイドさんがついて、説明・通訳をしてくれます。ガイドさんはダバンさんと言う方で、モンゴル国立大学法学部の20歳の学生さんです。将来は国会議員になるのが夢だと教えてくれました。とても日本語が上手で、留学せずに学校で3年間学んだだけとは思えないぐらいに堪能でした。
ダバンさんの説明によると、昔は医者がほとんどいなく、遊牧の生活をしていたので、病気になれば自分で薬草を煎じて飲んで治していた為、伝統医療ができたそうです。現在はモンゴル人口300万人のうち半数がウランバートルに住んでいる為、伝統医療はあまり主流ではないそうです。病院は4階建てになっており、1階は寺院の様になっていました。そこでは僧侶が1日中お経を読んでいるそうです。荘厳な雰囲気が漂っていました。先生による診断です。脈と目をみて診断します。基本的には健康だが、胃が弱っている事と、冷えがある為年齢を重ねると心臓に負担がかかると診断されました。年に1~2回は胃腸洗浄をすすめられ、調味料が強いものは食べ過ぎに注意する様にアドバイスしていただきました。特に悪い所はなかったので、一安心です。
健康が維持できているのも、毎日母が栄養を考えて作ってくれているご飯のお陰かなと思い感謝しました。その診断に合ったツボマッサージを受け、薬草を処方されます。マッサージを受けた後は、身体がとても軽くなりました。スッキリした気分になりました。院長は続いていた頭痛がなくなったそうです。脈だけで分かるのか半信半疑でしたが、伝統医療の効きめを実感できました。
その後、昼食を食べに行きました。ロシア料理でした。ロシア料理は初めてで、ボルシチ、鳥肉とパイナップルのソテーこの料理は美味しかったです。豚の脂を固めた様なモノで、バター代わりにパンに乗せて食べるモノがありました。これだけは苦手で食べられませんでした。昼食後院長とダバンさんはモンゴルの歴史について熱く語っていました。
その日の夜は、学会主催のパーティーがありました。学会場はウランバートル中心部にあり、会場まではマイクロバスで移動です。1時間弱走った場所にあり、ウランバートルで1番高級ホテルだそうです。学会長の挨拶から始まり、それぞれの国の催しがあり、大変盛り上がりました。食事は立食形式で、モンゴル、イタリア、中華料理、いろいろな国の料理があり、満足しました。最後はキャンプの様に火を囲みながら踊って、言葉が通じなくても、盛り上がりました。2時間があっという間に終わりました。その日は、2時間はしゃぎ過ぎて、ホテルについたら直ぐに就寝しました。
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