痛みが苦手な患者様へ
あなたの“痛みのコントロールに対するご希望”を遠慮なくお伝え下さい。
例えば、ニューヨークのあるクリニックには「歯科恐怖症患者用外来」があります。我慢を美徳とする日本人にはちょっと考えられないネーミングですが、“痛くない歯科治療”はもはや、アメリカでは一般的となっています。
そこで当クリニックでは、治療前のカウンセリングで“治療中の痛みのコントロール”について説明し、患者様と十分に話し合っています。その際には、患者様が歯科治療に対して持つ不安や痛みを緩和するための方法」など、たくさんの選択肢の中からどの治療を行うかを相談して決めていきます。
全室個室制、BGM音楽などで患者様に心からリラックスしていただき、極力刺激を与えない安全性の高い無痛治療を行っています。
歯の治療中に生じる痛みは、麻酔注射によって緩和することができます。痛みが起こりそうな治療の場合は、あらかじめ十分な麻酔を行って痺れさせておけばよいのです。しかしながら、麻酔注射は針を刺すときに「チクッ」として痛い、加えて麻酔液を注入していくときも、その間中痛みが続くといった難点があります。
そこで、当クリニックでは痛くない麻酔注射を行うために、塗るタイプの麻酔薬と2種類の注射器を併用することにより、麻酔時の痛みさえもない、「無痛治療」を実現しています。
まず、塗る麻酔薬で表面麻酔を行った上で、針のない注射器「シリジェット」を用いて針を刺す痛みのない麻酔を開始します。そして、次に電動注射器「アネジェクト」で十分な量の麻酔液を注入するのです。このアネジェクトは、コンピューター制御によりゆっくりと麻酔液を注入することができるため、患者様が痛みを感じることはありません。
- 麻酔注射をする前に塗るタイプの麻酔薬を使って表面麻酔を行い、針を刺す歯茎の表面を麻痺させ、刺す痛みを和らげます
- 体内注入時の刺激を少なくするため、麻酔液を体温と同じくらいに温めておきます.。
- 2~3分経過後、麻酔の効いている部分に極細注射針(現在販売されている中で一番細い注射針)で無痛電動麻酔器<アネジェクト>を用いて、コンピューター制御によりごく少量の麻酔液をゆっくりと注入していきます。
- 麻酔が十分に効いていることを確認した上で、治療を開始します。
- できるだけ歯を削らない・神経を取らない・歯を抜かない」という治療思想に基づき、MI治療を行います。
- 虫歯のない正常な部分を削った場合に歯はひどく痛み、逆に虫歯の部分のみを削ると痛みはほとんど感じないものです。このように虫歯だけを除去する方法を、無痛修復法といいます。
MENU
|