大阪市平野区 50歳 男性
虫歯のような痛みがあって他の歯医者で診てもらったところ、「歯肉炎の初期ですね。痛くてもしっかり歯磨きをして下さい。」とのことでした。歯周ポケット
の検査結果も、深度が1~3ミリで、おおむね良好でした。ところが、2週間後辺りから、歯茎と歯の境目に血管のような模様が現れてきて、剃刀で切られるよ
うな激しい痛みに見舞われました。それどころか、歯茎が見る見る痩せ、1ヶ月ほどで数ミリ縮んでしまいました。これは尋常ではないと市販の歯肉炎の薬と予
防用の歯磨きを買って来て、仕事中だろうが治療に専念しました。けれども、一向に良くならず、挙句には、味覚障害に陥ってしまい、2ヶ月ほど経ってようや
く観念をして、ネット調べの得意な家内に「大阪で一番いいところを探してくれ!」と頼みました。
ひぐち歯科クリニックの第一印象は、みなさまが投稿されている通りです。ただ、治療に関しては、他院と相当違いました。先ず、しっかり者のかわいらしい衛
生士さんが、根掘り葉掘り丁寧に聞き取ってくれ、事細かく筆記し、それを基に先生が再び問診してくれました。ですから、言い損じたことはその場で言い直せ
ました。その後は、お馴染みのレントゲン撮影があり、引き続き、デジタルカメラで口内をくまなく撮影をして、歯や歯茎の状態をコンピュータからの問い掛け
に応える形で衛生士さんがブツブツと独り言をつぶやきながら診てくれました。カメラの撮影結果は、直ちに目前のコンピュータに映し出され、おぞましい我が
口内の現実を直視させられました。初日は治療をせずに、現状の説明と今後の方針が語られ、うがい薬と炎症を鎮める漢方薬と口内炎に貼るアフタッチの処方箋
を出してくれました。
2回目も、経過確認が事細かくされて、変化のある辺りがカメラで撮影されました。さらに疑わしき原因を求めて、心理検査や血液検査、尿検査もしてくれました。そして、処方箋を少し変えて様子を伺ってくれました。治療も始まりました。3回目もほぼ同様です。
ところが、不思議なことに、3回目以降すっかり良くなり、味覚も戻り、もう二度と味わうことができないかもしれないと思っていた賞味の喜びを再び味わうことができるようになりました。
未だに何が良かったのかよくわかりません。先生が良かったのか、薬が良かったのか。先生の人柄と、衛生士の田中さんは本当に良かったのですが……。でも、心より「ひぐち歯科クリニック」には感謝いたしております。皆様、ありがとうございました。
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