β-ガラクトシダーゼはグラム陽性菌が産生し、含硫タンパク質の糖鎖が切断されて分解されやすくなります。この含硫タンパク質は歯周病菌(グラム陰性菌)が産生するプロテアーゼ、ペプチダーゼによって分解され、分子中に硫黄を含むアミノ酸であるシステインやメチオニンが生じます。システインやメチオニンはそれぞれの分解酵素によって分解され、代表的な口臭ガスである揮発性硫黄化合物が発生します。

49名の口臭症患者の唾液中のβ-ガラクトシダーゼを測定したところ、多い群(10名)と少ない群(39名)に分かれました。多い群は口臭が強く、舌苔が多いことが分かりました。

多い群   少ない群   P値
総揮発性硫黄化合物量 329.9±114.0 136.4±143.8 0.000
硫化水素        4.9±2.2    2.3±2.2  0.004
メチルメルカプタン   3.2±1.3    1.5±1.3  0.002
ジメチルサルファイド  0.8±0.3    0.4±0.5  0.011
官能検査3以上      80.0%     35.9%  0.012
舌苔スコア2以上     90.0%     51.3%  0.026

Yoneda, M., Masuo, Y., Suzuki, N., Iwamoto, T., & Hirofuji, T. (2010). Relationship between the β-galactosidase activity in saliva and parameters associated with oral malodor. Journal of breath research, 4(1), 017108.

 

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