心療歯科
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PSYCHOSOMATIC DENTISTRY
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顎関節症やドライマウス、扁平苔癬などの病気では症状がなかなか改善しない場合があります。症状が持続し、日常生活に悪影響が続くと、精神的にもつらくて参ってしまいます。口の内外の病気がきっかけになって、心も病んでくるのです。このような状況を「心身症」といいます。
心身症は病気が治らずに持続する場合の他にも、病気の正体がわからない、病気の治療法がわからない、ガンではないかと心配するといった場合にも生じます。このように体の病気が心の問題まで引き起こしている場合には、体の病気を治すだけでなく心の問題への対応も必要となってくる場合があります。
心の問題が体の問題を引き起こしたり、体の病気を悪化させたりする場合もあります。うつや統合失調症では体の異常が最初に現れてくることが少なくありません。身体表現性障害や不安障害(昔でいう神経症やヒステリー、恐怖症)でも体の症状が出てきます。例えば、不安障害の一種であるパニック障害では動悸や冷や汗などが症状として現れます
このような、口の内外の病気と心の問題を併せて改善しようというのが「心療歯科」なのです。別の言い方をすれば、心療歯科では口の病気を診るだけではなく、病気を抱える患者様を全人的に診ていこうとするのです。このためには、患者様の悩みや心配に耳を傾け、生活の内容や人間関係、過去のエピソードなどを参考にし、心理テストなども用いて患者様の抱える問題点を探っていきます。治療には薬物療法や心理療法なども併用する場合があります。
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