サイナスリフト
（上顎洞底挙上術：側方アプローチ）

IMPLANT

サイナスリフトとは

上顎の奥歯の上方には副鼻腔といわれる空洞の一つである「上顎洞」があります。この空洞のサイズは個人差が大きく、また年齢によって徐々に拡大する傾向にあります。この空洞の存在のため、上顎の臼歯部にインプラントを植立するための骨の高さが足りないケースがあります。サイナスリフトとは上顎洞粘膜（シュナイダー膜）を骨から剥離して挙上し、生じたスペースに人工骨や他部位から採取した自家骨を移植することにより十分な長さのインプラントの埋入に必要な骨の高さを獲得する方法です。

	歯がなくなったため、上顎洞が拡大して歯槽骨が吸収している		歯肉を切開し、上顎洞（副鼻腔）の横から骨に穴を開けて上顎洞粘膜を持ち上げ、そのスペースに人工骨や自家骨を移植し高さを増やす
	上顎洞を挙上することにより骨の高さが増した		インプラントが周囲の骨とくっつく（骨結合）のを待ち、上部構造を製作する

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