デンタルフロスの効果とは
残念なことに、歯みがきによる通常のブラッシングだけでは、歯垢を完全に取り除くことはできません。どんなに正しく、かつ自分の歯並びに合った歯みがきを行っていても、歯の側面に付いた歯垢や歯と歯の間に詰まった食べかすを100%落とすことは、ほとんど不可能なのです。そこで、歯みがきによるブラッシングを補助する役割を果たすフロスや歯間ブラシが必要となります。
実際に、歯ブラシだけを使ってプラークコントロール(歯垢の除去)を行うと、その効果は61%ですが、ここにデンタルフロスを加えると79%にまで高めることができます。さらに、フロスの効果は歯垢の除去だけに留まらず、歯茎の炎症を改善させることもできるのです。
また最近は、乳歯の頃から歯と歯の間が詰まった子どもが増えています。永久歯が生えてくるスペースを確保するため、乳歯の時期は歯間が広いものですが、そのままではどうしても汚れがたまりやすくなります。従って、できれば保護者がフロスを使って、しっかりと歯間の汚れを取ってあげるようにしましょう。
このように、日々の口腔ケアを「歯みがきのみ」から「歯みがき+フロス」に変えることで、歯とお口の健康度は格段にアップするのです。
<デンタルフロス>
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